おはようございます、パパです。
この2日間にわたり、5人目の家族を。。という記事を書きました。
話せば長くなる話を2日で書いたため、多くの誤解を生じさせてしまいました。
アプリン家は、あの子(みやびちゃん)を戻したいとも戻そうとも思っていませんでした。
アプがご近所を散歩できるようになるまでの2年間を思えば、どれだけ時間がかかってもいい、
とりあえず自分たちにだけ懐いてくれるようになればいいと思っていました。
ですから、保護主さんに「(保護主さんの家へ)戻したほうがいいと思います」と言われたあとも、
「諦めたくない」という思いで、戻すギリギリの時間までパパママで話し合いを続けていました。
話し合いの中で、どうしても出てくるのがポッキーという成犬の男の子の話です。
ポッキーはアプが来る前に、アプと同じ保護団体からわが家に来た子です。
何十匹と保護されている中で、どうしても1匹を選ぶことができず、
保護団体の方に生活環境、家族構成、家族事情を話し、それに合った子を選んでもらいました。
そうして選ばれたのがポッキーでした。
ポッキーは15㎏ほどのおっとりとした子で、お見合いの時に抱っこもさせてくれました。
わが家に来たポッキーは、初日にウエルカムケーキとステーキを瞬食しました。
しかし、2日目を迎えたポッキーに震えが止まらない、ヨダレが出るという異変が出ました。
食事も水もとりませんでした。
そして3日目の朝、ついに痙攣を起こし口から泡をふき、少し失禁していました。
ポッキーの異変は「てんかん発作」でした。
(初日のポッキー)
保護団体の方のお話では、慣れていた自分たちに捨てられたと思ったのだろうと。
自分たちがいたから抱っこもさせてくれたのだろうと。。。
以前里子に出した子が同じような状態になり1週間後に亡くなったとのことで、
「命にかかわることですから、諦めたくないお気持ちはわかりますが、この子のために」
と言われ、連れて帰られました。
車嫌いのポッキーでしたが、自ら車に乗り込みシッポを振りながら笑顔で帰っていきました。
今回、みやびちゃんとポッキーが重なって見えました。
食事も水もほとんどとらず、怯えた状況の中で心身ともに悪化していき、
体調を崩してしまうのではという不安や焦りがありました。
そうして始まった相談だったのですが、昨日書いた通り、庭で怖がらせてしまったことに始まり、
わが家の住環境(ワンコルーム)や家庭環境を話していくうちに、
そのどちらもがみやびちゃんにとってNGだということがわかりました。
慣れるまでは広い空間で人間と距離を置くことがベストでしたが、6畳の部屋を8畳にすることはできず、
子供がいるからという理由で家族行事もすべて不参加というわけにもいかず。。。
待ち合わせの駅に到着するまでの間、それでもまだ諦めたくない気持ちはありました。
パパママは、途中で電波が切れながらも電話で話をし、メールをし。。。
クレートの中のみやびちゃんに「どうしてもダメ?」と覗いてみても、
奥の方に体を押し付け目を合わせさえしなかったそうです。
駅に到着し、間もなく保護主さんがやって来ました。
「みやちゃーん」と声をかける保護主さんを確認したみやびちゃんは。。。
クレートの中でバンバンと音を立て、シッポを振って大喜びしていたそうです。
改札口で保護主さんと少し話をする間、そして去っていく姿を見送る間、
最後までみやびちゃんはママを見ることがなかったそうです。
その様子を見たママと、その様子を聞いたパパは諦めがつきました。
みやびちゃんが来たことを早いうちからブログに書きたかったのですが、
自分達の失敗のせいで、みやびちゃんが誤解をされチャンスを逃すかもしれないということもあり、
ずっと書けずにいました。
ですが先日、保護主さんとママが電話で話をしました。
その後のみやびちゃんは今回のこともあり、いろんなことにチャレンジさせ成長していると。
ワンコと遊びまわり、ご飯もたくさん食べ、元気に過ごしているということでした。
ただ、「戻ってきた」という事実があります。
そこで、この事実は自分達の未熟さと甘さからの結果で、みやびちゃんが悪いわけではなく、
ブログでこのことを公表しリンクを貼り、みやびちゃんの成長を見てもらおうという話になりました。
この一連の記事で気分を害された方がいらっしゃいましたら、本当にすみませんでした。
5人目の家族については、自分達も成長し縁があればということにしました。
みなさんからいただいた励ましやアドバイスも参考にし夫婦で話し合った結果、
当面はプリを一生懸命育て幸せにしたいと思います。
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